yudongoの日記

yudongoの日記

お勉強の成果を披露したい雑記ブログ

株の魅力に取りつかれる

スポンサーリンク

こんにちは、ゆどんご(@yudongoyeah)です

 

石田衣良の『波のうえの魔術師』を読みましたので書評です。

 

会社の先輩おすすめの経済小説ということで読みましたが、やっぱり経済小説は面白い!

何万、何億もの人の欲望が画面の向こうで渦巻くマネーゲームにはワクワクが詰まっています。

 

ビッグマネー!のタイトルでもドラマ化されている本小説『波の上の魔術師』は、大学を卒業して日がなパチンコで生活費を稼いでいる青年が怪しげな老人と出会うところから始まります。

 

あらすじ

1998年、バブル景気の崩壊後、日本経済は沈んでいた。そんなある日、春に大学卒業後、就職できずに浪人となっていた青年・白戸則道は、ある出来事に立ち会ったことから、その場にいた怪しげな老紳士・小塚泰造から声をかけられ、「秘書をしないか」という誘われる。
最初は老人の胡散臭さを感じていた白戸だったが、簡単な仕事と好条件に惹かれて、小塚老人の話に乗ることに…。
しかし、白戸を待ち受けていたのは、小塚老人の正体、それに金と心理が渦巻く株式市場(マーケット)だった。

*1

 

感想

欲望渦巻く株式市場に恋に落ちていく主人公に、ぐんぐん引き込まれていきます。

 

経済小説といえばだいたい銀行が敵役であり、本作もご多分に漏れずですが銀行が悪となるその手法の巧妙さ、悲惨さ。

そして、その銀行を相手に主人公たちは株式市場でどのように復讐を仕掛けていくのか。

 

株に詳しい方でしたらすぐに方法を思いつくでしょうが、その作戦を組み立てる過程、実行しているときのワクワク感、カタルシスといったらないです。

 

リアリティを伴った、針の穴を通すようなロジック。これが経済小説の醍醐味だと思います。

 

株や金融に詳しくない方でも、ついていけるような説明を怪しげな老人(笑)がちゃんとしてくれるので、経済小説がはじめての方にもおすすめです。

 

*1:Wikipedia